ジープラングラー ハイベロシティのコーティング施工|鉄粉除去が使えない理由と下地処理・研磨の重要性【秋田市】
ジープラングラー ハイベロシティのコーティング施工事例をもとに、イエロー系塗装で鉄粉除去剤が使えない理由と、その対処として必要になる下地処理と研磨の重要性を解説。
秋田市特有の鉄粉や融雪剤による影響、施工で仕上がりに差が出るポイント、施工後の維持管理まで、カーコーティング専門店の視点でわかりやすくまとめています。
ジープラングラーの中でもハイベロシティは、日本国内で約170台のみとされる希少な限定モデルです。鮮やかなイエロー系カラーが強い存在感を放つ一方で、カーコーティングの施工においては注意すべきポイントが多い塗装でもあります。
一般的な施工方法がそのまま通用しないケースもあり、特に下地処理の段階で仕上がりに大きな差が生まれます。
今回は秋田市の環境で使用されている車両という前提のもと、なぜこの車に特別な対応が必要になるのか、その理由と施工の考え方について解説していきます。
まず確認しておきたいのが、ボディに付着している鉄粉の量です。一見すると綺麗に見える状態でも、実際には全体に細かく鉄粉が付着しているケースが多くあります。これは屋外での洗車や通常の光の下では気づきにくく、見落とされやすいポイントでもあります。
しかし、屋内でスポットライトを当てて確認すると、その状態ははっきりと浮き上がります。塗装面には無数の鉄粉が付着していることが視覚的に分かり、すでに酸化が進んで茶色く変色している箇所も確認できます。ここまで付着している状態になると、見た目の問題だけでなく、塗装面に食い込むように定着していく原因にもなります。
さらに、この鉄粉を放置してしまうと、酸化が進みながら塗装面への影響が広がっていく可能性があります。表面だけでなく細部や隙間に入り込んだ鉄粉が水分と反応し、錆びの発生につながるケースも考えられます。秋田市のように融雪剤や鉄粉が付着しやすい環境では、その影響を受けやすく、気づかないうちにダメージが進行していることも少なくありません。
本来であれば専用の鉄粉除去剤を使用し、化学的に分解しながら効率よく取り除いていきます。しかしハイベロシティのようなイエロー系塗装の場合、薬剤に対して塗装が反応してしまう可能性があり、シミや変色のリスクが出てきます。そのため一般的な方法をそのまま適用することが難しく、施工の段階で処理方法を変える必要があります。
この段階でどれだけ正確に状態を見極められるかが、その後の下地処理や施工内容の判断に大きく影響してきます。見えていない汚れを前提にせず施工を進めてしまうと、仕上がりに差が出る原因にもなるため、まずは現状を正しく把握することが重要になります。
鉄粉を除去した後のボンネットの状態を見ると、表面のザラつきはなくなり手触りとしては整ったように感じられます。
しかし、屋内でスポットライトを当てて確認すると、塗装面には無数の洗車キズや微細な線キズが浮かび上がります。 鉄粉除去を目的として粘土やパッドを使用する場合、塗装面をなぞる工程になるため、少なからず表面に負担がかかる可能性があります。見た目や手触りが改善されたとしても、その裏側では細かなダメージが蓄積しているケースもあり、照明環境で確認するとその違いがはっきりと現れます。
このような工程を行う際は、キズが入る可能性があるという前提で判断することが重要になります。仕上がりを整えるために研磨を行うことを前提とするのか、それともキズの発生を抑える方向で管理するのかによって、選択する方法は変わってきます。
もし塗装面への負担をできるだけ抑えたい場合は、鉄粉が固着する前の段階での管理が重要になります。定期的な洗車によって汚れや付着物を早い段階で落としていくことで、強い処理を必要としない状態を維持しやすくなります。結果として、大きなダメージを防ぎながらコンディションを整えていくことにつながります。
研磨後のボンネットの状態を確認すると、先ほどまで見えていた無数の洗車キズや線キズは整えられ、塗装本来の面がはっきりと出てきます。
スポットライトの映り込みも乱れが少なくなり、光が素直に反射する状態へと変化しています。 キズが多い状態では光が乱反射し、塗装が白く濁ったように見えることがあります。
特に蛍光灯の下では光が広がりやすく、表面の状態がぼやけて見えるため、一見すると綺麗に見えてしまうこともあります。しかし、スポットライトのように光を一点に集めて当てることで、塗装面のわずかな乱れやキズも明確に浮き上がります。
このような環境で研磨を行うことで、光の乱反射を抑えながら塗装面を均一に整えることが可能になります。その結果、光がまっすぐ反射する状態になり、色本来の深みや発色が引き出されていきます。
ハイベロシティのようなソリッドに近いカラーでは、この違いが仕上がりに大きく影響します。 このように、研磨は単にキズを整える工程ではなく、光の見え方そのものを変えていく重要な作業です。この段階でどこまで面を整えられるかが、その後のコーティングの仕上がりにもつながっていきます。
ボディ全体にはLUMINUS LM GRAPHENE PROを施工しています。このコーティングは塗装面をしっかりと保護し、日常の洗車や汚れの付着からボディを守ることを目的としたものです。
特に秋田のように、冬場の融雪剤や道路環境の影響を受けやすい地域では、見た目の艶だけでなく、塗装そのものを長く維持するための保護性能が重要になります。日常の使用環境を前提に、汚れが定着しにくい状態を維持しやすい点も選択理由の一つです。
LM GRAPHENE PROは、そうした外的要因に対して塗装を守りながら、光沢や質感を安定して保ちやすい特性を持っています。
フロントガラスにはG-POWERコーティングを施工しています。G-POWERは東北エリアでも施工できる店舗が限られており、対応できる環境が少ないコーティングとして知られています。そのため県外から施工を希望されるケースもあるなど、徐々に認知が広がっている保護コーティングです。
このコーティングはフロントガラスの表面を保護し、飛び石などの外的ダメージから守ることを目的としています。ガラスそのものの耐久性を補うことで、日常走行時のリスク軽減につながる点が特徴です。
今回の車両は長距離走行が多い使用環境に加え、ラングラー特有の立ち気味のフロントガラス形状ということもあり、飛び石の影響を受けやすい条件が揃っています。そのため、ガラス面の保護を重視しG-POWERコーティングを施工しています。
この車両は屋根全体が幌構造となっており、車体の中でも特に外的環境の影響を強く受ける部分になります。特に紫外線や雨風の影響を直接受けるため、塗装面とは異なる保護の考え方が必要になります。
今回幌部分にはG-POWERコーティングを施工しています。専用のスプレーガンを使用し、表面だけでなく素材そのものに浸透させることで保護性能を発揮させる施工方法になります。一般的な撥水コーティングのように表面で水を弾くだけではなく、素材内部に働きかけることで効果を持続させる点が特徴です。
これにより、単に水弾きや見た目の艶を良くするだけのコーティングとは異なり、素材そのものの状態に働きかけることで、紫外線による劣化の進行を抑えることを目的としています。
一般的な「表面をコーティングして終わり」という施工とは違い、幌素材そのものをしっかり保護し、色褪せや劣化を抑えながら長期間良い状態を維持できるように守ることを目的とした施工になります。
ボンネットのヒンジ部分のような細かな箇所も、今回の施工ではしっかりと磨き込みを行っています。普段の洗車では手が届きにくく、汚れやくすみが残りやすい部分ですが、こうした細部の状態も仕上がり全体の印象に影響します。
特にラングラーのように構造上、可動部や隙間が多い車両では、表面だけを綺麗にしても完成度は上がりません。見えにくい部分まで整えることで、車全体としての統一感が生まれます。
細部の仕上がりは目立ちにくい部分ではありますが、最終的な品質を左右する重要な要素の一つになります。
研磨からコーティング、細部の仕上げまで一連の工程を経ることで、車全体としての統一感と質感が整います。部分的な仕上がりではなく、全体としての完成度を意識することで、見た目の印象は大きく変わります。
日常の使用環境を踏まえながら、長く良い状態を維持できるように仕上げていくことが重要になります。
MCC−Complete秋田『BLANC』
〒011-0948 秋田県秋田市飯島西袋3丁目12−10
研磨・下地処理・コーティングについて
お気軽にBLANCへご相談ください。
NEW
-
2026.10.21
-
2026.10.16秋田のDXと医療・看護...2026年10月13日、秋田キャッスルホテルで開催され...
-
2026.10.13秋田の医療DXを考える...幕張メッセで開催されたメディカルジャパン東京202...
-
2026.10.09ホンダ N-BOXカスタム...今回は、ホンダ N-BOXカスタムの施工事例をご紹介...
-
2026.10.07新車ポルシェ カイエン...新車のポルシェ カイエン E-Hybridへ、BLANCでも多...
-
2026.10.05Euro Meeting in Karui...2026年9月27日、長野県の軽井沢町で開催された「Eu...
-
2026.09.23秋田で新古車のトヨタ ...秋田市のカーコーティング専門店BLANCに、新古車の...
-
2026.09.12日産アリア「翡翠乃光...秋田市のカーコーティング専門店BLANCに、新車の日...